脈を診る位置 (寸口)

脈を診る位置 (寸口)

寸口の脈とは, 橈骨動脈の手首の辺りの脈のことです。

中医学では, 患者の右の脈を左手で, 左の脈を右手で診ますが, 経絡診治では, 特に決まりはありません。利き手が右の場合は, 写真のように右手で患者の右の脈を診る方が楽です。

自分で自分自身の脈を診る場合は, この写真のように, 左手を右手で包むように持ち, 右手の第2〜4指を左の寸口に当てて脈を診ます。