このサイトは,
「経絡診治」を実践する治療家が増えること,
「経絡現象学」が一般の人にも正しく理解されること。
を願って, 十河孝博先生主催の「経絡診治研究会」の嘗てのメンバーの一人の「管理人(匿名)」が立ち上げました。

経絡診治とは

管理人は, 「経絡診断検査法」によって, 病態を把握し, その結果, 目的の治療効果を得るための「貼薬」を経穴に貼るという治療 (経絡貼薬治療) を行っています。

このような診療体系を経絡診治と言います。広島の十河孝博先生が創生されました。

経絡診断検査法

磁石のN極, S極を使って, 決まった順に経穴を刺激し, 内関穴にN極を当てた時と, S極を当てた時の寸口の脈の大きさを比べることにより, 状態を把握する方法です。

経絡診断検査法の説明はこちら

経絡貼薬治療

経絡診断検査法で把握した病態を改善させるような貼薬を経穴に貼り付ける治療を, 経絡貼薬治療と言います。

経絡診断検査によって把握された病態に合った貼薬を適切な経穴に貼り付けて, 病態を治すような治療法を経絡貼薬治療と言います。
貼薬とは, 多くは生薬を煎じて, 濾紙に染み込ませ, 乾燥させた後に小さく切り, テープ(シール)を使って貼り付けるものを言います。
貼薬の構成生薬は, 教科書 (「経絡現象学」) に, 創成期の処方が載っています。しかし, 当時の研究会のメンバーはそれぞれが, 工夫して独自の貼薬を作成していました。
貼薬の製造工程
平成13年頃に花粉症の治療のために 管理人が作成して使っていた貼薬 (S膏と名付けていました) を例に貼薬の製造工程を紹介します。

S膏の構成生薬です。

生薬を煎じる。

煎じ液

煎じ液を濾紙にしみ込ませて乾かす。


乾いた濾紙を, 小さく切る (約2mm×2mm)。


皮内鍼を固定するためのテープなどで, 経穴へ貼り付けます。
経絡調整液(仮称)について

治療家が患者さんに使うというよりは, 各個人が健康管理の一環として, 経絡貼薬治療と同様のことが出来るように, 経絡調整液(仮称)を試作しています。

経絡調整液(仮称)の使い方は こちら

現在は, パスワードが掛かった記事が多いですが, 安定した効果を得られるようになり次第, パスワードを外していきます。

日常生活における経絡現象学の応用

食養生への応用

伝統医学には有って, 現代医学に無いものの一つが, 陰陽・寒熱の概念だと思います。飲食物の寒熱の表は経絡診断検査法によって作られたものです。

「食養生」について

経絡現象学的薬理学

現代医学の薬剤を経絡現象学の観点から解析することも重要な役割の一つと考えています。

薬局様へ

謝辞

このサイトで使っている写真は, WEB上で得た素材の他に, 実際の患者様に, 予め承諾を得た上でモデルになっていただいたものがあります。この場を借りて, 御礼申し上げます。